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大阪杯2025 予想 過去データ傾向・全頭ラップ分析

大阪杯(阪神芝2000m)を過去10年のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます!

目次

過去のレースラップ

過去5年・過去5年平均

阪神競馬場の傾斜と比較
阪神競馬場の傾斜と比較

特徴

阪神競馬場 芝2000m(Bコース2日目)

引用:TARGET frontier JV

良馬場での過去5年の平均ペースは
前3F 35.8秒
前5F 59.9秒
後5F 58.8秒
上り3F35.2秒
平均タイム1:58.7秒
平均勝ち馬上がり34.9秒

阪神競馬場内回りコースを使用。

スタートしてすぐに急坂・1コーナーを迎えるので最初の3Fはペースが上がりにくい。

向こう正面から3コーナーにかけて11秒台のラップを刻み、そのまま直線を迎えるため息を入れる暇のない持続力ラップになる。

ラスト1Fは1秒以上減速するラップになる。ふつう1秒以上減速すれば差し馬の好走が目立つはずだが、先行馬の成績がよく、末脚にかけるタイプの馬は好走が難しい。

求められる適正

先行力

持続力ラップの適正

中枠の好走率が良く、内と外だと外枠の方が有利。

スクロールできます
枠番着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
1枠0- 2- 0-12/140.0%14.3%14.3%047
2枠0- 0- 1-13/140.0%0.0%7.1%022
3枠2- 2- 1-12/1711.8%23.5%29.4%20188
4枠2- 1- 1-14/1811.1%16.7%22.2%33987
5枠2- 1- 2-14/1910.5%15.8%26.3%4092
6枠2- 2- 1-15/2010.0%20.0%25.0%8846
7枠1- 1- 3-15/205.0%10.0%25.0%19100
8枠1- 1- 1-17/205.0%10.0%15.0%1729
大阪杯10年分

脚質

逃げ・先行馬が有利

スクロールできます
脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
逃げ2- 1- 1- 6/ 1020.0%30.0%40.0%15871
先行5- 4- 3- 22/ 3414.7%26.5%35.3%272119
中団1- 3- 5- 48/ 571.8%7.0%15.8%765
後方1- 1- 0- 34/ 362.8%5.6%5.6%339
マクリ1- 1- 1- 2/ 520.0%40.0%60.0%70102
大阪杯10年分

上り

瞬発力より持続力が求められるレース

スクロールできます
上り着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
1位2- 3- 3- 5/ 1315.4%38.5%61.5%186268
2位2- 1- 2- 7/ 1216.7%25.0%41.7%6684
3位0- 1- 1- 7/ 90.0%11.1%22.2%033
~5位3- 2- 4- 13/ 2213.6%22.7%40.9%383146
6位〜3- 3- 0- 80/ 863.5%7.0%7.0%1315
大阪杯10年分

勝ち馬データ

勝ち馬の近1年の好走レースの共通データ

  • 4角5番手以内から重賞連帯経験あり
  • RPCI47以下の重賞を優勝かタイム差なしの2着またはラスト5F58秒台以下の1800m以上の重賞を上がり3位以上で優勝(G1着内)

すべてを満たす馬

今回該当馬

アルナシーム

シックスペンス

ベラジオオペラ

ホウオウビスケッツ

ヨーホーレイク

全頭ラップ診断

評価の基準

S・・・本命候補!!馬券内にほぼほぼくる!
A・・・相手候補!馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

S評価🔥🔥🔥

5ベラジオオペラ

評価 良馬場S 道悪S

勝ち馬データに該当。

去年の勝ち馬でタフな大阪杯へのラップ適正はメンバートップ。

前走の有馬記念は「距離が長い」とコメントが出ているので見直し可能で、2走前の天皇賞秋は「夏負けの影響がでた」とコメントがでている。3走前の宝塚記念が評価できる内容で、先行馬に苦しい展開をしっかり3着に残した内容は評価できる。

タフなレースで強い競馬ができていて、先行力と垂れない脚が試される大阪杯はベスト舞台。連覇に期待してもいい馬。

10シックスペンス

評価 良馬場S 道悪S

勝ち馬データに該当。

中山記念は11.5秒付近を8F刻み続ける持続力ラップだった。内を回した恩恵はあったが、最初のコーナーでブレーキをかける不利があったうえに差しが決まらない馬場を中団から差し切った内容は着差以上に強かった。毎日王冠も前が止まらない馬場だったが前の馬を差し切る強い競馬で評価できる。

先行力・瞬発力を兼ね備えた優等生タイプで、スプリングSの上がり2Fは過去最速、毎日王冠の上がり2Fはエイシンフラッシュに次いで歴代2位の速さで瞬発力は現役馬最強クラスと言っていい。

操縦性が高いので内回りコースはプラスだしテン乗りもさほど問題にならない。タフなレースへの対応と初輸送が課題だが、レジェンド級のポテンシャルを持っているので課題をクリアしてほしい。

A評価🔥🔥

2ホウオウビスケッツ

評価 良馬場A 道悪A

勝ち馬データに該当。

前走の金鯱賞はデシエルトが折り合いを欠いたので超ハイペースになったレースでこの馬は大きく離れた2番手と一番有利なポジションで競馬をしていた。展開が一番向いたにも関わらず最後は脚が上がって差されてしまったので高く評価できる内容ではなかったが連帯した内容は評価できる。

先行力があり、タフなレースに高い適正を持っているので大阪杯ラップ適正はとても高い。シックスペンス・べラジオオペラに比べるとゴール前のワンパンチに欠けるので勝つのは難しいかもしれないが、着内に残す可能性は高い。

B評価🔥

7ヨーホーレイク

評価 良馬場B 道悪B

勝ち馬データに該当。

前走の京都記念は内を回した恩恵が大きいうえにタイムは平凡で高く評価できる内容ではなかった。3走前の鳴尾記念も前有利の馬場の恩恵が大きく、タイムも平凡なので高く評価できない。

折り合いに課題がある馬で、前走の京都記念でも特殊な馬具を使っていた。壁を作れないと折り合いがつかないケースが多いので内枠に入ったのは幸運だった。

タフなレースへの適正は高いがメンバーレベルが上がるので前走の再現だけでは優勝できない。それでもラップ適正は高く、着内の可能性は十分ある。

9コスモキュランダ

評価 良馬場B 道悪B

前走のアメリカJCCは自分の得意なマクリの競馬に持ち込んでマテンロウレオを差せなかったので高く評価はできない。それでもタフなレースで好走歴がある点は大阪杯で買う十分な理由になる。

どんなラップでもマクってくる脚質なので、4角で先団につけてラスト大きく減速するラップにも耐えることができれば好走できる。アメリカJCCのラップで好走したことを考えると十分対応できそう。

11デシエルト

評価 良馬場B 道悪B

前走の金鯱賞は折り合いを欠いて、歴代最速のペースを刻む展開になった。それで勝ち馬と0.4秒差の4着は5着以下の馬が弱かったのか、この馬が強かったのか判断が難しいところだがアンドロメダSのラップが優秀で、ラスト大きく減速するタフなレースを逃げて完勝する強い内容だった。

折り合いさえつけば大阪杯はベスト舞台だが、テン乗りで折り合いをかかずに走れるか不安が大きすぎる。

12ステレンボッシュ

評価 良馬場B 道悪B

前走の香港Vは外を回した馬には厳しいレースだったが、直線では一度先頭に立っていて、内で脚を溜めた馬以外には先着した強い競馬だった。

スタートが良くても出足がつかないところが割引き要素で、先行力が重要なファクターになる大阪杯では致命的な弱点になりかねない。

しかしタフなレースになった秋華賞でしっかり着内に来た実績からラップ適正は十分あるため着内に来る可能性はある。

買わない人気馬💀

6ジャスティンパレス

1年間好走していないのでグラフなし。

評価 良馬場C 道悪C

前走の有馬記念は展開が向かず脚を余す内容だったので見直し可能。2走前のジャパンカップも追い出しが遅れる不利があったので見直し可能で、展開が向かないレースが続いている。

しかし、出足が遅く、ポジションを取れない弱点が大阪杯では大きな割引き要素。末脚能力は高いが、直線の短い阪神内回りコースは合わない。

13ロードデルレイ

評価 良馬場C 道悪C

前走の日経新春杯はラップ的にも展開が向いたし、内を回した恩恵がとても大きかった。内を回したにもかかわらず大外を回したショウナンラプンタよりも上がりを使えていない点も評価できない。

先行力が重要なファクターになる大阪杯ではポジションを取れない弱点が大きな割引き要素で、展開が向かないと好走は難しい。人気しているので妙味がない。

C評価

1ボルドグフーシュ

1年間好走していないのでグラフなし。

評価 良馬場C 道悪C

前走のアメリカJCCはコスモキュランダのマクリのおかげで展開が向いた4着だったので評価できない。先行力が重要なファクターになるレースだが、先行力が乏しくポジションを取れない弱点が大きな割引き要素。

3ラヴェル

評価 良馬場C 道悪C

金鯱賞は馬場の影響が大きく参考外でいい。持続力を求められるレースよりもロンスパ瞬発力ラップに適正がある馬で、大阪杯に求められる持続力勝負は適正外。

じわじわギアを上げる馬なのでポジションを取れず、先行馬が全滅するような展開にならないと好走は難しいが、先行馬の能力が高く、そういった展開は期待できない。

4ソールオリエンス

評価 良馬場C 道悪C

前走の京都記念は先団に付けた馬が好走するレースを初角10番手から上がり最速で掲示板を確保する強い内容だった。しかし、ポジションを取れない脚質は大阪杯では大きな割引き要素になる。使える脚も短く、長く良い脚を要求される今回のレースの適正は低い。

8カラテ

1年間好走がないのでグラフなし

評価 良馬場C 道悪C

先行力が乏しく、末脚能力も低いので好走は難しい。

14エコロヴァルツ

評価 良馬場C 道悪C

中山記念は超前残り馬場だったので前に付けた恩恵が大きく高く評価できない。ディセンバーSも内を回した恩恵が大きく評価できない。

大阪杯で重要なファクターとなる先行力を持っているが、ラストで大きく減速するようなレースを先行して好走した経験がなく、適正は同じ先行馬のべラジオオペラやシックスペンスと比較するとかなり劣る。

外枠に入ったことで序盤に脚を使う必要があるし、勝負所で力尽きる可能性が高い。

15アルナシーム

評価 良馬場C 道悪C

勝ち馬データに該当。

前走の中山記念は外を回す不利があったので参考外でいい。優勝した中山金杯は内で脚を溜めた恩恵が大きく高く評価できる内容ではなかった。タフなラップになった中京記念でしっかり4角4番手に付けて優勝しているので、タフな大阪杯の適正はあるが、内を回した恩恵と斤量の恩恵が大きく、今回は大外枠で距離ロスを抑える騎乗は難しくなった。

予想

良馬場

◎5ベラジオオペラ
〇10シックスペンス
▲2ホウオウビスケッツ
△12ステレンボッシュ
△11コスモキュランダ

◎5ベラジオオペラは勝ち馬データに該当した事と明確な理由で敗戦を重ねたことで馬券妙味があることを評価。適正はナンバーワンで連覇に期待。

〇10シックスペンスは勝ち馬データに該当したことと中山記念・毎日王冠の内容を評価。好位を取れる脚質と末脚能力があるので好走する可能性は高い。

▲2ホウオウビスケッツは勝ち馬データと先行力を評価。タフなレースに適正があるうえに未明に振った雨もプラスになる。

△12ステレンボッシュ△11コスモキュランダは適正の高さを評価。それぞれ序盤からポジションを取れない分抑えまで。

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