日本ダービー（優駿牡馬）2025 予想　過去データ傾向・全頭ラップ分析

日本ダービー（優駿牡馬）（東京芝2400ｍ）を過去10年のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます！

過去のレースラップ

過去５年・過去５年平均

特徴

東京競馬場　芝2400ｍ（Cコース２日目）

良馬場の過去５年の平均ペースは
前３F　３５.７秒
前５F　６０.７秒
後５F　５８.１秒
上り３F３４.５秒
平均タイム２：２３.６秒
平均勝ち馬上がり３３.６秒

向こう正面まで折り合いに専念するためスローペースとなりやすい。

３コーナーからペースが上がり、４Ｆ連続で加速ラップを刻むロングスパートになる。

Cコース初週ということもあり、前が止まらない馬場状況が多く、データ的には先行馬有利。

平均勝ち馬上がり３Ｆタイムは３３.６秒と速く、末脚のトップスピードも求められる。

枠

特に有利不利はないが、穴馬は中枠から。

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１枠	1- 2- 1-16/20	5.0%	15.0%	20.0%	465	75
２枠	1- 1- 1-17/20	5.0%	10.0%	15.0%	20	37
３枠	2- 1- 1-16/20	10.0%	15.0%	20.0%	240	72
４枠	0- 2- 1-17/20	0.0%	10.0%	15.0%	0	198
５枠	1- 0- 0-19/20	5.0%	5.0%	5.0%	58	13
６枠	2- 2- 3-13/20	10.0%	20.0%	35.0%	68	102
７枠	2- 1- 2-24/29	6.9%	10.3%	17.2%	21	33
８枠	1- 1- 1-26/29	3.4%	6.9%	10.3%	43	24

脚質

先行馬の成績が優秀。

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
逃げ	0- 1- 0- 9/ 10	0.0%	10.0%	10.0%	0	39
先行	5- 2- 2- 25/ 34	14.7%	20.6%	26.5%	476	197
中団	3- 6- 7- 68/ 84	3.6%	10.7%	19.0%	20	45
後方	1- 1- 1- 42/ 45	2.2%	4.4%	6.7%	9	11
マクリ	1- 0- 0- 3/ 4	25.0%	25.0%	25.0%	132	45

上り

上がり２位以上の成績が優秀。ボーダーラインは３３.７秒。上り６位以下でも好走には３４秒台前半は必要。

上り	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１位	2- 2- 3- 5/ 12	16.7%	33.3%	58.3%	109	130
２位	3- 1- 2- 7/ 13	23.1%	30.8%	46.2%	77	83
３位	0- 1- 1- 6/ 8	0.0%	12.5%	25.0%	0	48
～５位	1- 3- 0- 16/ 20	5.0%	20.0%	20.0%	233	62
６位〜	4- 3- 4-113/124	3.2%	5.6%	8.9%	96	59

勝ち馬データ

勝ち馬の近１年の好走レースの共通データ

全頭ラップ分析

評価の基準

S・・・本命候補！！馬券内にほぼほぼくる！
A・・・相手候補！馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

S評価🔥🔥🔥

6ファンダム

評価　良馬場S　道悪S

勝ち馬データに該当。

新馬戦は２歳レコードだった。前走の毎日杯は中間でペースが緩み、他馬が折り合いを欠くなか自分のペースを崩さずに淡々とレースを運べた。スローペースで前が有利な展開を最後方から差し切り１馬身差付ける強い内容で高く評価できる。

４Ｆの加速ラップにも対応できる長い脚と折り合いを苦にしない気性面の良さから東京2400ｍへの距離延長にも対応可能で、トップスピードの高さもＧ１クラス。

13クロワデュノール

評価　良馬場S　道悪S

皐月賞はファウストラーゼンのマクリの影響を受けラップ的に展開に恵まれないレースだったが２着に好走する強い内容だった。先行馬が掲示板外に凡走する展開だったため負けてしまったが高く評価できる。

新馬戦のラップが優秀で、４Ｆ加速が続くレースを上がり最速で優勝していて、ロングスパート戦にも適正が高い。皐月賞同様激しくマークされる可能性が高いが、能力はメンバートップで軽視できない。

A評価🔥🔥

2ショウヘイ

評価　良馬場A　道悪A

２走前のきさらぎ賞は状態が上がらず競馬にならなかったため参考外でいい。レースに望める状態で挑んだ前走の京都新聞杯はスローペースに関わらず強い馬相手に２馬身差つける圧勝で高く評価できる。

超スローペースでも折り合いを欠かなかった気性の良さも評価できるし、加速力、末脚のトップスピード、先行力も高くダービーに向いている。距離ロスを最小限にできる内枠もプラス。

7ミュージアムマイル

評価　良馬場A　道悪A

前走の皐月賞はラップ的に展開が向いたレースだったが、向こう正面で馬体を当てられる不利があった。しかし、馬体を当てられても上がり４位で優勝とフィジカルが強い点は評価できる。

黄菊賞のラップも優秀で歴代３位の走破タイムだった。長い脚を持っていて、トップスピードの高さも十分で軽視できない。

9ジョバンニ

評価　良馬場A　道悪A

前走の皐月賞はスタートもよく道中のポジショニングは良かったが向こう正面でニシノエージェントに斜行されポジションを落とす大きな不利があった。４角では大きく外を回しすロスが大きく、４着に敗れたが評価できる内容だった。

野菊賞では４Ｆ加速ラップを刻むレースで上がり最速を使えていて、ポジションの差でエリキングに敗れたが皐月賞ではしっかり先着している。

ロングスパート適正が高く、スタートもいいことからポジションを取りやすい内枠はプラス。内に潜り込めば外からファウストラーゼンのマクリが来ても自分のペースを守って競馬がしやすい。

B評価🔥

5レディネス

評価　良馬場B　道悪C

前走のプリンシパルＳの走破タイムは良馬場過去５年の平均タイムより０.３秒速く、スローペースで前が有利なレースを後方から差し切る強い内容だった。

加速力と長い脚がある馬でダービーに向いている。負かした馬が強くないためメンバーレベルが上がる今回は通用するか微妙なところだが、適正はあるため軽視できない。道悪適正はない。

買わない人気馬💀

17マスカレードボール

評価　良馬場C　道悪C

前走の皐月賞は１コーナーまでにエリキングと馬体を何度もぶつけてポジションを落とす不利があったが、ラップ的には最も展開が向いた。

出足がつかずポジションを取れないタイプの馬なため、コース替わり初週開催の今回は後方からの競馬では難しい。

18サトノシャイニング

評価　良馬場C　道悪C

前走の皐月賞は全ての斜行の影響を受ける不運な競馬だった。馬体を当てられても体制を崩さない強いフィジカルを持っていて、終始外を回すロスの大きい競馬で掲示板を確保した内容は評価できる。

しかし今回も外枠に入ってしまったためポジションを取りにくく距離ロスが大きい。ファウストラーゼンが向こう正面で外からマクることが予想され、外にポジションを取った馬は皐月賞同様難しい競馬になりそう。

C評価

1リラエンブレム

評価　良馬場C　道悪C

加速力が求められた前走の毎日杯では切れ負けした。持続力勝負のレースの方が適正が高く直線の加速についていけない可能性が高い。

3エリキング

評価　良馬場C　道悪C

前走の皐月賞は初角までにエキサイトするシーンがあり折り合い面に不安が残る。速いラップにも対応できておらず、直線の加速ラップについていけない可能性が高い。

4ドラゴンブースト

評価　良馬場C　道悪C

前走の皐月賞は外を追走する競馬でファウストラーゼンのマクリを受け、直線を向いたころには脚が残っていなかった。末脚のトップスピードが低く、持続力も短い。京成杯は展開が向いたレースだったため評価できず、距離延長も向いていない。

8エムズ

評価　良馬場C　道悪C

前走の京都新聞杯は内を回した恩恵が大きく、トップスピードまで持っていくのにやや時間を要した。勝ち馬のショウヘイとの差は大きく、メンバーレベルが上がる今回は通用しない可能性が高い。

10トッピボーン

評価　良馬場C　道悪C

前走の京都新聞杯は道中ひっかかってしまい能力を発揮できなかった。ダービーは前半かなりペースが緩むため気性面に不安が残る馬は基本買えない。

11ニシノエージェント

評価　良馬場C　道悪C

京成は後方内で脚を溜めて大きく減速したラスト１Ｆで差し切るレースで展開が大きく向いた内容だった。皐月賞では展開が向きながらも前の馬を捕まえられずに凡走しているため評価できない。長く使える脚がなく、展開が向いたレースで勝ち上がってきたため通用しない可能性が高い。

12カラマティアノス

評価　良馬場C　道悪C

前走の皐月賞は展開が向いたレースだったが直線で伸びて来れなかった。戸崎騎手も「もう少し距離が短い方が良さが出そうです」とコメントを出していて、2400ｍの距離延長には対応できない可能性が高い。

14ホウオウアートマン

評価　良馬場C　道悪C

前走の１勝クラスはスローペースで前に付けた恩恵が大きく評価できない。青葉賞では完敗していて、メンバーレベルが上がる今回は通用しない可能性が高い。

15ファウストラーゼン

評価　良馬場C　道悪C

前走の皐月賞は向こう正面でマクる競馬をしたが直線で脚が残らず凡走した。

中間のラップが速かった皐月賞よりは今回のダービーの方が緩いペースが見込めるため、マクっても脚は残せそうだが直線のトップスピードがボーダーに達していない。

ロングスパート戦よりも先行馬に脚を使わせてタフなペースに持っていきやすい2000ｍ戦までがベストで2400ｍではスタミナが持たない可能性が高い。

16ファイアンクランツ

評価　良馬場C　道悪C

青葉賞は勝ち馬より前にポジションを取ったが直線で切れ負けした。青葉賞よりメンバーレベルが上がる今回は通用しない可能性が高い。

予想

良馬場

◎6ファンダム
〇13クロワデュノール
▲2ショウヘイ
△9ジョバンニ
△7ミュージアムマイル
△5レディネス

◎6ファンダムは勝ち馬データに該当したことを評価。折り合いに問題もなく、ロンスパ適正もあり末脚のトップスピードも速い。

〇13クロワデュノールは皐月賞の内容を評価。ロンスパ戦の適正が高く、能力はメンバートップで軽視できない。

▲2ショウヘイは京都新聞杯の内容を評価。先行力も高く、末脚のトップスピードが速いためダービーに向いている。

△9ジョバンニ△7ミュージアムマイル△5レディネスは前走の内容を評価。内枠を味方に好走する可能性が高い。

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【桜花賞】
Ｓ評価🔥🔥🔥
2エリカエクスプレス
7エンブロイダリー

A評価🔥🔥
3マピュース
9アルマヴェローチェ

Ｂ評価🔥
4ショウナンザナドゥ
11ミストレス
12リンクスティップ
14ダンツエラン
16ナムラクララhttps://t.co/PyG0oRGZFq

— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) April 12, 2025