サウジアラビアロイヤルカップ(東京芝1600m)を過去のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます!
過去のレースラップ
過去・過去平均


特徴
東京競馬場 芝1600m(Aコース1日目)

良馬場の過去5年の平均ペースは
前3F 35.9秒
前4F 47.7秒
後4F 46.2秒
上り3F34.2秒
平均タイム1:34.0秒
平均勝ち馬上がり33.5秒
基本的には瞬発力勝負になりやすいレースですが、メンバー次第では消耗戦になることもあります。
新馬戦で人気を背負ってしっかり勝ち切った馬の好走が目立つレースで、新馬戦の質、強さの見極めが重要です。
2歳戦なので折り合いも重要で、昨年のボンドガールのように折り合いを欠いてしまうと負けてしまう場合もあります。
折り合い
末脚能力
枠
特に枠で有利不利はありません。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 1- 2- 5/ 9 | 11.1% | 22.2% | 44.4% | 40 | 162 |
2枠 | 1- 0- 1- 7/ 9 | 11.1% | 11.1% | 22.2% | 106 | 34 |
3枠 | 1- 2- 1- 5/ 9 | 11.1% | 33.3% | 44.4% | 16 | 48 |
4枠 | 1- 0- 0- 8/ 9 | 11.1% | 11.1% | 11.1% | 14 | 12 |
5枠 | 0- 2- 0- 7/ 9 | 0.0% | 22.2% | 22.2% | 0 | 57 |
6枠 | 2- 1- 1- 5/ 9 | 22.2% | 33.3% | 44.4% | 80 | 96 |
7枠 | 1- 1- 1- 8/11 | 9.1% | 18.2% | 27.3% | 61 | 72 |
8枠 | 1- 1- 2-10/14 | 7.1% | 14.3% | 28.6% | 40 | 61 |
脚質
開幕週のレースなので逃げ・先行が有利です。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 0- 1- 1- 6/ 8 | 0.0% | 12.5% | 25.0% | 0 | 166 |
先行 | 5- 2- 4-16/27 | 18.5% | 25.9% | 40.7% | 57 | 72 |
中団 | 0- 3- 1-15/19 | 0.0% | 15.8% | 21.1% | 0 | 33 |
後方 | 3- 2- 1-18/24 | 12.5% | 20.8% | 25.0% | 84 | 39 |
マクリ | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0 | 500 |
上り
上がり最速は複勝率100%!
上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
3F1位 | 5- 3- 1- 0/ 9 | 55.6% | 88.9% | 100.0% | 317 | 173 |
3F2位 | 1- 4- 0- 6/11 | 9.1% | 45.5% | 45.5% | 11 | 52 |
3F3位 | 0- 0- 1- 4/ 5 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0 | 20 |
3F〜5位 | 1- 0- 5-10/16 | 6.3% | 6.3% | 37.5% | 13 | 92 |
3F6位〜 | 1- 1- 1-35/38 | 2.6% | 5.3% | 7.9% | 9 | 43 |
勝ち馬データ
勝ち馬の近1年の好走レースの共通データ(過去5年)
- ラスト2Fが23.2秒以内の新馬戦(1500-1600m)を上がり3位以上で優勝
- 新馬戦で2番人気以上
すべてを満たす馬
アルテヴェローチェ
穴馬データ
当日4番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ(過去5年)
- 前走4着以内
- 前走2番人気以内
- 前走先行・マクリ
- 前走RPCI52.0未満
以上を満たした馬の成績
0- 2- 2- 0/ 4
勝率0.0%
連帯率50.0%
複勝率100.0%
単回0 複回572
ヒシアマン(回避)
主な前哨戦

全頭ラップ診断
評価の基準
S・・・本命候補!!馬券内にほぼほぼくる!
A・・・相手候補!馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。
アルテヴェローチェ


評価 良馬場S 道悪S
勝ち馬データに該当した馬です。
札幌1500m新馬戦は3着に5馬身差つける快勝、負かしたヒシアマンは次走未勝利戦を6馬身差つける快勝でした。
先行馬が全滅するペースを外目から先行して引き離す内容でとても強く、騎乗した武豊騎手も「掛かるところはないですし、距離が延びても大丈夫そうです」と折り合いに関して問題ないとコメントを出しています。
新馬戦でラスト加速ラップを刻んだレースで優勝しているのはこの馬だけですし、瞬発力が高いヒシアマンを負かしている点も高評価です。
アルレッキーノ


評価 良馬場A 道悪A
東京1800m新馬戦は距離が長くて直線で止まってしまいましたが、次走新潟1600m未勝利戦では1:33.3秒と2歳戦では歴代1位のタイムで走りました。
ラップ適正は高く、瞬発力勝負になれば着内は堅いと思います。
ただ、スローペースのレースしか経験していないので、ミドルペースになったら脆いかもしれません。今回は前走逃げた馬が他に3頭以上いますし、その中にはシンフォーエバーやフードマンなど速いペースで逃げる馬もいます。
ハナを取れなかったときに折り合えるか、ミドルペースで末脚を発揮できるか、超えないといけない課題があるレースです。
シンフォーエバー


評価 良馬場C 道悪C
新馬戦は新潟1600mで行われた2歳戦で一番ラスト3Fが速かったレースでした。
しかし、前走の新潟2歳Sでは完全に力負けしてしまいました。岩田康誠騎手も「まだ能力だけで走っている感じ」と走り方に対して言及していて、使える脚が短い印象です。
力んで走っているように見えるので、リラックスして走れるようになるまで重賞では厳しいと思います。
タイセイカレント


評価 良馬場C 道悪C
中京1600m新馬戦の走破タイムは第3回中京開催の中では2番目に遅いタイムでした。
負かした馬も次走未勝利戦で7着に凡走していますしメンバーレベルが低いです。今回相手が強くなるので厳しいと思います。
ニシノルアノーヴァ


評価 良馬場C 道悪C
新潟1600m新馬戦ではゴール前で脚が止まってしまいましたが、次走の中山1600m未勝利戦では馬群の中で折り合って、直線で先頭の馬を交わすお手本通りの競馬で勝ち上がりました。
しかし、未勝利戦が行われた週の中山は新馬戦でレコードが出るほどの高速馬場でした。そのコンディションで上がり34.3秒は物足りないです。
末脚能力を問われるレースになるので、今回のメンバーでは力不足だと思います。
フードマン


評価 良馬場B 道悪B
中京1400m新馬戦は重馬場開催で、ハナに立つとそのまま上がり2位で優勝と強い内容で3着馬とは6馬身差以上離していました。
ラスト2Fで減速していないことは評価できますし、距離が伸びても大丈夫だと思います。
松山騎手は「もともと良馬場で切れる馬」と評価しているので、良馬場でどれくらい上がりが使えるか見てみたいですね。
マイネルチケット


評価 良馬場C 道悪B
ミドルペースになった新潟1600m新馬戦で切れ負け、ハイペースになった中京1600m未勝利戦で上り最速で優勝しているので、瞬発力勝負より消耗戦で強い競馬ができています。
今回のメンバーだと速くてもミドルペースくらいまでしかペースは上がらないと思うので、末脚能力を問われるペースになると分が悪いです。
道悪やハイペースになるなど展開が向かないと好走は厳しいと思います。また、前に馬がいないとフラフラする癖があるので外枠に入ってもキツイですね。
予想
道悪
◎1アルテヴェローチェ
〇3アルレッキーノ(重馬場なら▲)
▲7フードマン(重馬場なら〇)
△4マイネルチケット
1アルテヴェローチェは勝ち馬データに該当したこと、新馬戦の内容を評価しました。フル洋芝の札幌競馬場で速い上がりを使えているので道悪も対応できると思います。
2アルレッキーノは未勝利戦の時計を評価しました。ただ、ブリックスアンドモルタル産駒は稍重までは好成績ですが、重馬場以上になると急に成績が悪くなるので直前まで様子を見ます。
7フードマンは新馬戦のラップを評価。距離延長も問題ないと思いますし、道悪を経験していることもプラスです。
4マイネルチケットは良馬場なら切る予定でしたが、道悪になってしまったので買い目にいれます。幼い部分が強いので成長に期待したいです。
ツイッター(現在:X)では買い目と平場の予想も出していますので、フォローお願いします。
【北九州記念】🎯🎯🎯
— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) June 30, 2024
◎ピューロマジック🥇
強かった‼️
ありがとうございます😊 pic.twitter.com/8ug1Ahm9k6