安田記念2025 予想　過去データ傾向・全頭ラップ分析

安田記念（東京芝1600ｍ）を過去10年のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます！

過去のレースラップ

過去５年・過去５年平均

特徴

東京競馬場　芝1600ｍ（Dコース4日目）

過去５年の平均ペースは
前３F　３４.５秒
前４F　４６.１秒
後４F　４５.４秒
上り３F３３.９秒
平均タイム１：３１.５秒
平均勝ち馬上がり３３.１秒

前３Ｆは３４.５秒と速く、中間は約１１.５秒まえしか緩まない超スピードレース。

枠

外枠有利

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１枠	0- 1- 1-15/17	0.0%	5.9%	11.8%	0	23
２枠	0- 2- 0-15/17	0.0%	11.8%	11.8%	0	29
３枠	2- 0- 1-16/19	10.5%	10.5%	15.8%	120	44
４枠	0- 2- 1-16/19	0.0%	10.5%	15.8%	0	18
５枠	3- 1- 0-16/20	15.0%	20.0%	20.0%	271	62
６枠	0- 2- 2-16/20	0.0%	10.0%	20.0%	0	183
７枠	4- 1- 3-15/23	17.4%	21.7%	34.8%	348	108
８枠	1- 1- 2-21/25	4.0%	8.0%	16.0%	29	56

脚質

人気薄の逃げ馬に注意。

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
逃げ	1- 2- 0- 7/ 10	10.0%	30.0%	30.0%	369	120
先行	1- 2- 1- 31/ 35	2.9%	8.6%	11.4%	10	39
中団	6- 4- 5- 52/ 67	9.0%	14.9%	22.4%	143	86
後方	2- 2- 4- 40/ 48	4.2%	8.3%	16.7%	58	53
マクリ	0- 0- 0- 0/ 0

上り

上がり２位以上の成績が優秀。ボーダーラインは約３３.９秒

上り	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１位	4- 2- 3- 3/ 12	33.3%	50.0%	75.0%	348	179
２位	2- 1- 0- 5/ 8	25.0%	37.5%	37.5%	687	391
３位	0- 1- 2- 11/ 14	0.0%	7.1%	21.4%	0	75
～５位	3- 1- 3- 16/ 23	13.0%	17.4%	30.4%	279	78
６位〜	1- 5- 2- 95/103	1.0%	5.8%	7.8%	3	26

勝ち馬データ

勝ち馬の共通データ

全頭ラップ分析

評価の基準

S・・・本命候補！！馬券内にほぼほぼくる！
A・・・相手候補！馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

S評価🔥🔥🔥

ソウルラッシュ

評価　良馬場S　道悪S

勝ち馬データに該当。

前走のドバイターフは前４７.６秒－後４６.３秒のスローペースになったレースだったが、有利な前に付けたロマンティックウォリアーを差し切る強い競馬だった。中山記念でもトップハンデかつ外を回される不利がありながら３着に好走していて高く評価できる。

現マイラー路線最強馬で地力はメンバー最上位。ハイペースだった去年のマイラーズＣで優勝し、スローだった前走のドバイターフでも優勝とどんなペースでも対応できる馬で死角がない。

A評価🔥🔥

ウインマーベル

評価　良馬場A　道悪A

勝ち馬データに該当。

前走の１３５１ターフスプリントは外枠からハナを取り切り、ヴィクトリアマイルを勝利したアスコリピチェーノ相手に頭差の２着と強い内容だった。マイルＣＳでは初角から先行した馬が掲示板外に凡走するなか３着と強い内容で1600ｍでも十分通用する。

去年の京王杯スプリングカップのラップが優秀で、初角先行した馬が凡走する展開をスピードで押し勝ち、走破タイムは歴代５位と速かった。歴代４位だったサトノアラジンはモーリスやロゴタイプ、イスラボニータなど強い馬が揃った安田記念で０.２秒差の４着に好走している。今回逃げ馬不在で確実にハナを取れるし、楽に逃がしたら簡単には捕まらない。

ウォーターリヒト

評価　良馬場A　道悪A

前走の東京新聞杯は内前有利が顕著馬場だったが後方外を回して勝ち切る強い競馬だった。２走前の京都金杯も内枠の馬が好走するなか大外枠から連帯と勝ち馬以上に価値のある競馬で能力は非凡。

実績面でのデータで勝ち馬データから外れたがラップ的には勝ち馬データに該当していて適正は極めて高い。ウインマーベル以外の馬はスロー濃厚で末脚勝負ならソウルラッシュを負かしてもおかしくない一頭。

ジャンタルマンタル

評価　良馬場A　道悪A

前走の香港マイルは直線で激しく接触する不利があったため参考外でいい。

２走前のＮＨＫマイルはスローペースで前に付けた恩恵が大きいが、４角まで手綱をもったままで好位追走できる追走力、合図を出してからトップスピードまで持っていく反応の速さ、すべて完璧な競馬で評価できる内容だった。

ハイペースになった皐月賞でも先行して３着に好走していることからスピード勝負にも適正があり、地力は上位。

B評価🔥

ガイアフォース

芝のレースで１年間好走がないためグラフなし

評価　良馬場B　道悪B

チャンピオンズマイル（香港）はスローの瞬発力になったレースで有利な３番手から追走したがラストは切れ負けしたため評価できない。

２年連続４着と惜しい競馬が続いていて今年こそ期待したくなるが、切れ味がワンパンチ足りない。今年は末脚の切れ味に定評がある馬が多く、末脚勝負だと分が悪い。

しかし東京1600ｍの持ち時計は１:３１.５とメンバートップ。番手に付けて粘り切る競馬ができれば好走してもおかしくない。

ジュンブロッサム

評価　良馬場B　道悪B

トビが大きくのびのび走らせると好走するタイプ。前走のマイラーズカップも外を回して２着に好走している。

去年の富士Ｓのラップが優秀でラスト３ＦはＧ２に昇格した富士Ｓの中では過去最速だった。東京1600ｍの持ちタイムは１:３１.５とガイアフォースと並んでメンバートップ。

ゲートで出遅れてしまう点が課題だが、ゲートさえ決まれば好走する能力は十分ある。内枠に入ると厳しい。

買わない人気馬💀

シックスペンス

評価　良馬場C　道悪C

中山記念は初角でブレーキを踏む不利があったが内前有利の恩恵が大きく高く評価できる内容ではなかった。毎日王冠も前有利の恩恵が大きく結果以上に評価できる内容ではなかった。

前３Ｆが３５秒台のレースでしか好走がなく、唯一前３Ｆ３４.９秒と３５秒を切った大阪杯ではスタミナ切れで凡走した。

序盤から脚を使わされると脆い傾向があり、スローだった去年の安田記念でも前３Ｆは３４.５秒を刻むスピードレースになるため追走できるか不安。

トロヴァトーレ

評価　良馬場C　道悪C

２走前のニューイヤーＳでは外を回して先行するロスが大きい競馬で完勝している。

前走のダービー卿ＣＴは序盤気合が入ってしまったがすぐに折り合い、内を回して差し切るレースだった。モレイラ騎手は「決して展開的にもスムーズではなかったのに勝てたのは馬の能力だね。ＧⅠでも」と絶賛していた。

しかし、倒してきた相手が弱く、キャピタルＳではウォーターリヒトに切れ負けしていて末脚能力では劣る。器用さを活かしやすい中山競馬場が向いていて、東京競馬場ではウォーターリヒトより高く評価できない。

ブレイディヴェーグ

評価　良馬場C　道悪C

前走のドバイターフはスローペースで有利な前に付けたが切れ負けした。

２走前の東京新聞杯は外を回すロスはあったがウォーターリヒトには切れ負けしている。ルメール騎手はレース後「１６００メートル向きの瞬発力はありませんね。伸びてはいるんですけど、若干スピードが足りなかったです。」とコメントしている。

ベストは1800ｍ以上のロンスパ戦でスピードと瞬発力を問われる東京1600ｍは向いていない。

C評価

エコロヴァルツ

評価　良馬場C　道悪C

前走の大阪杯はラップ的に展開が向いたが向こう正面で落鉄する不利があった。レコードを記録した中山記念は前有利の馬場傾向の恩恵が大きく高く評価できない。

前３Ｆが３５秒台のレースでしか好走がなく、３４秒台のレースでは追走できていない。今回スローペースが予想されるがそれでもテンは３４秒台になりそうなため強みを活かせない可能性が高い。

グラティアス

１年間好走がないためグラフなし。

評価　良馬場C　道悪C

前走のマイラーズＣはラップ的に前が有利で先団につけたが切れ負けした。右にもたれる癖がある馬で左回りは合わない。

サクラトゥジュール

評価　良馬場C　道悪C

折り合いに課題がある馬で、ある程度速いペースで馬群に包まれていないと落ち着かない難しさがある。今回明確な逃げ馬が不在でウインマーベルがハナを取ったとしても馬群はスローになりそう。

優勝した京都金杯も去年の東京新聞杯も展開が味方したレースで高く評価できない。メンバーレベルが上がる今回は通用しない可能性が高い。

シャンパンカラー

１年間好走がないためグラフなし。

評価　良馬場C　道悪C

前走のダービー卿ＣＴはトップハンデと外を回すロスの大きい競馬で見直し可能な内容だった。しかし、レベルが低かったうえに展開が向いた２年前のＮＨＫマイル以降好走がなく、今回のメンバー相手では厳しい。

ダディーズビビッド

評価　良馬場C　道悪C

前走の六甲Ｓはトップハンデの５９㎏を背負って平均より０.６秒速い走破時計で優勝と評価できる内容だったが、今回のメンバーレベルと比べると１枚も２枚も劣るメンバーだった。さすがに今回のメンバー相手に戦うとなると通用しない可能性が高い。

ホウオウリアリティ

１年間好走がないためグラフなし。

評価　良馬場C　道悪C

前走のマイラーズＣは前３Ｆ３５.０秒とそこまで速いペースではなかったが追走できていなかった。好走したレースは1800ｍ以上のレースで1600ｍは短い。

マッドクール

評価　良馬場C　道悪C

ラスト大きく減速するラップや道悪などのタフなレースで上がりを使うタイプのスプリンターで、1600ｍは適正距離より長い。また加速ラップを求められると苦しく、高松宮記念では末脚勝負についていけなかった。この馬の適正とは正反対のレース。

レッドモンレーヴ

評価　良馬場C　道悪C

ポジションを取れない弱点が大きく同型にウォーターリヒトやロングランがいるが末脚能力ではウォーターリヒトに劣る。ペースが流れた方がいいが明確な逃げ馬が不在な今回はウインマーベルが速いラップで逃げても馬群自体はスローになりそう。瞬発力勝負ではジャンタルマンタルやソウルラッシュにポジションの差で届きそうにない。

ロングラン

評価　良馬場C　道悪C

前走のマイラーズＣは前有利のラップを後方から差し切る強い競馬だったが、インをロスなく回した恩恵も大きく着差以上に高く評価できる内容ではなかった。

前３Ｆ３４秒台のレースで好走経験がない点が大きな不安要素で、追走できるかが大きな課題。同型にはウォーターリヒトやジュンブロッサムなどがいて末脚能力では劣る。メンバーレベルが上がる今回は通用しない可能性が高い。

予想

良馬場

◎4ウインマーベル
〇10ジャンタルマンタル
▲13ソウルラッシュ
★7ガイアフォース
△17ジュンブロッサム
△14ウォーターリヒト

◎4ウインマーベルは勝ち馬データに該当した点を評価。逃げ馬不在でマイペースで逃げれば着内に残れる。

〇10ジャンタルマンタルはＮＨＫマイルの内容を評価。レベルが高い４歳世代のマイル王者で十分勝ち負けできる。

▲13ソウルラッシュは勝ち馬データに該当した点を評価。現マイル路線王者で軽視できない。

★7ガイアフォースは過去の安田記念の内容を評価。ブリンカー着用で上昇に期待。

△17ジュンブロッサム△14ウォーターリヒトはレース展開次第で好走可能。末脚能力が高く軽視できない。

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【桜花賞】的中🎯🎯🎯

◎S評価ステレンボッシュ🥇
〇S評価クイーンズウォーク
▲A評価アスコリピチェーノ🥈
△A評価ライトバック🥉
△B評価イフェイオン

10,000円→65,410円(*^ω^*)

モレイラ騎手ありがとう😂 https://t.co/bV7jfSiSg1 pic.twitter.com/jyBJ1CQXIG

— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) April 7, 2024