弥生賞ディープインパクト記念（中山芝2000ｍ）のレース回顧と騎手や調教師のコメントをまとめていきます。次のレースに向けて復習しましょう
今回の勝ち馬ラップ
過去５年平均との比較
中山競馬場 芝2000ｍ（Aコース４日目）
前３F ３５.２秒 （平均-1.1秒）
前５F ６０.４秒 （平均-1.5秒）
後５F ５９.４秒 （平均-0.1秒）
上り３F３５.１秒 （平均+0.3秒）
タイム１：５９.８秒 （平均-0.6秒）
弥生賞レコード
勝ち馬上がり３４.９秒（平均+0.3秒）
平均よりもハイペースでしたが、上りはそこまで変わらない速さだったので、例年よりもレベルの高いレースだったと思います。
1着コスモキュランダ
評価 A
３コーナー手前から追い出しを開始して上がり２位とラストまでしっかり伸びているので、スピードの持続力にすごく長けています。
今回の走破タイムは弥生賞レコードでマカヒキの記録を抜きました。
次走の皐月賞でも勝ち負けできる能力はあると思いますが、ダービー・菊花賞の方が合っていると思います。
ロンスパ戦で力を発揮しそうですし、距離は長くなった方がいいと思います。有馬記念も楽しみです。
皐月賞を取れれば３冠してもおかしくないと思います。
騎手・調教師コメントまとめ
(Ｍ．デム騎手)
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/42632
いい脚を使う一方で遊んでしまうと聞いていたが、返し馬から印象が良かった。好スタートを切り、向正面でペースが少し遅いと感じたので、前残りの馬場を考慮して途中で動く判断をした。とてもいい馬で、これからも楽しみ。
2着シンエンペラー
評価 A
１コーナーまでの間に折り合いを欠いたトロヴァトーレに絡まれながらも自分のペースを維持してレースできた面は評価できます。
４コーナー手前から追い出しているのにも関わらず、なかなかエンジンがかからないズブさを見せましたが、休み明けのトライアル仕上げなので許容範囲でいいでしょう。
先行できる脚質と速い末脚をもっているので皐月賞でも好走できると思います。
ただ、コスモキュランダとの差は大きいような気がします。
騎手・調教師コメントまとめ
(川田将雅騎手)
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今日のところは勝った馬に馬場が向いた。この馬も久々の競馬でしっかり走れたし、次につながる内容だったと思う。
3着シリウスコルト
評価 A
前に付けた馬が残りやすい馬場の恩恵が大きかったと思いますが、前３F35.2秒のハイペースを逃げ残った内容は評価できます。
芙蓉Ｓも内伸び馬場を外から完勝する強い内容でしたし、能力は高いです。
今回、コスモキュランダとシンエンペラーの影に隠れて目立っていませんが、クラシック路線でも好走するチャンスはあると思います。
特にダービーでは注目したい一頭です。
騎手・調教師コメントまとめ
(三浦皇成騎手)
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稽古の動きは一段上がっていた。ハナに行くと決めたわけではなく、スタートを出たのでこの馬のリズムで走りった。３、４コーナーの馬場がもっとしっかりしていれば違ったかもしれません。本番に向けて力のあるところを見せてくれた。
4着エコロレイズ
評価 A
後方待機から脚を貯めてしっかり伸びてきた内容は評価できます。
インをロスなく回した恩恵も大きかったと思いますが、前が止まらない馬場だったことを考えると評価できる内容でした。
前走の１勝クラスではファビュラススターの斜行に巻き込まれた不利がありましたし、力は今回のメンバーでも劣らない能力があったと思います。
次走もOP戦に出てくると思いますが、勝ち負けできると思います。
騎手・調教師コメントまとめ
(横山和生騎手）
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手探りの騎乗でしたが、返し馬でこの馬場をこなしてくれそうな雰囲気があった。ロスなく立ち回り、最後はじりじりと脚を伸ばしてくれた。フォルムはまだ幼いですが、悪くない内容だったので、今後も順調にいってほしい。
5着シュバルツクーゲル
評価 C
切れ味があるタイプの馬ではないので、逃げない戦法を取った時点で厳しかったです。
インをロスなく回していたのに最後はいっぱいいっぱいだったので、重賞で好走できる能力はなかったのかなと思います。
騎手・調教師コメントまとめ
(西村淳也騎手）
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この馬の競馬はできましたが、休み明けの分ですね。次は良くなるでしょう。
6着トロヴァトーレ
評価 C
ある程度流れたラップにも関わらず１コーナーまでに折り合いを欠いていましたし、気性面での課題が残る結果でした。
馬場が合わなかった部分もあったと思いますが、次走狙えそうな内容でもありませんでした。
騎手・調教師コメントまとめ
(ルメール騎手）
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初めて強い馬と戦いましたし、馬場を気にして走り方が悪くなり、最後は一杯になった。ペースが合わず、リズム良く走れなかった。スムーズな競馬なら違ったと思う。
7着ダノンエアズロック
評価 C
スタート良し、道中良しでなにも悪いところはありませんでしたが、直線だけ全く伸びてきませんでした。
キング騎手も馬場を気にするところはなかったが、伸びなかったと言っていますし、新馬戦ではクッション値8.8の稍重でしっかり勝ち切っているので敗因は馬場ではないと思います。
中山が合わなかったか、休み明けが敗因なのかなと思いますが、なんでしょうか・・・。
アイビーSのラップは優秀なのでここで見切りをつけずに次走以降に期待したいです。
騎手・調教師コメントまとめ
(キング騎手）
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スタートが良く、前半からいい位置を取って運べた。道中の手応えもあった。残り４００メートルで馬場の荒れたところを通り、気にする様子はなかったが、最後は伸びを欠いた。
8着アドミラルシップ
評価 C
能力がまだ低いです。
騎手・調教師コメントまとめ
(戸崎圭太騎手）
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ゲートの中で動いてうまくスタートを切れませんでした。新馬から比べて成長がもうひとつなので、もう少し力をつけてくれれば。
9着ファビュラススター
評価 C
まだ幼いですね。
直線でもムチを使えないくらいモタレまくっているので能力がどうとかいう段階でもないと思います。
気性ばっかりはどうにもなりません・・・。
ブリンカーや馬具の変更で工夫して出走したときは注意したいですね。
騎手・調教師コメントまとめ
(横山武史騎手）
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返し馬からテンションが上がり、レースで工夫しましたが、苦しくなってモタれてしまいレースになりませんでした。まだ少し荒削りなところがありますね。
10着ニシノフィアンス
評価 C
能力がまだ低いです。
騎手・調教師コメントまとめ
(内田博幸騎手）
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頑張っていますが、悪い馬場は初めてで進みが良くなかったですね。まだ馬が軟らかく完成はまだ先です。もっと良くなります。何事も経験ですから。
11着レッドテリオス
評価 C
能力がまだ低いです。
騎手・調教師コメントまとめ
(津村明秀騎手）
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なし
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